子育てをしていると、腰や肩、手首など体のいろんなところが痛くなりますよね。
また、ベビーカーで子どもを連れていろんなところにおでかけしたいけど、長時間移動していると体がすぐに疲れてしまったり、痛くなったりするという経験はないでしょうか?
こんな悩みを解決します。
・ベビーカーで移動するとすぐに疲れてしまう
・ベビーカーを押すと腰や肩が痛くなる
・ベビーカーのハンドルに荷物をぶら下げると押しにくくなる
せっかくベビーカーでお散歩に行くのが日課だったのにね。
私も子育てをしてから腰が痛く、特にベビーカーを長時間押しているとひどくなりました。
趣味が散歩なので、ダブルで辛かったです。
そのままにしていると、さらにひどくなると思ったので、整体に行ったり、調べたことの中で、実際にやってみて効果があったことをまとめましたので紹介します。
・ベビーカーの押し方には正しいフォームとダメなフォームがある
・荷物の載せ方がダメなフォームに影響している可能性がある
・定期的にストレッチすることが大切
本記事を読めば、ベビーカーを長時間押しても疲れにくくなり、おでかけも快適になると思います。
ぜひ正しいベビーカーの押し方で、子どもと一緒にいろんなところへおでかけしてください。
腰痛の原因はフォームと荷物の入れ方
ベビーカーを押すとき、何気なく押しているよう方が多いと思います。
実は余計な力を使ってしまっているかもしれません。
私たちが立った姿勢を保持するためには、背筋を使っています。
そして、背中の筋肉は、単体ではなく、周りの筋肉と相互関係で動いています。
したがって、それらの相性の良い筋肉を働かせると、背中に上手に力を入れることができ、少ない力でベビーカーを押すことができるようになります。
逆に相性の悪い、筋肉を使ってしまうと背中に力が入りにくく、必要以上に力を入れてベビーカーを押すことになってしまいます。
体が疲れてしまったり、腰が痛くなる方は、正しいフォームで押せていないかもしれません。
それでは、ダメな押し方と正しい押し方を紹介します。
ダメな押し方
ベビーカーを押していてすぐに疲れたり、どこかが痛くなりはじめたら、体の構造的に間違った体勢だということです。
おそらく、頭が下がっていたり、猫背になっていたりしていませんか?
ハンドルの持ち方 | 手の甲が上に向き、手の付け根で押す形により、肘が曲がり、背骨が丸くなってしまっている。 |
立ち方 | 猫背になり、頭が体の真上でなく下がってしまっている。 |
ベビーカーとの距離 | ベビーカーから離れ過ぎにより、前傾姿勢気味になり頭が下がってしまっている。 |
ベビーカーのハンドルにフックをつけて荷物などをぶら下げていると、歩いているときに足が荷物に当たらないように自然と離れてしまっているかもしれません。
いつもハンドルに荷物をぶら下げてました。。歩く時に邪魔だと思いつつ便利なんですよね。
正しい押し方と対策
ダメな押し方にならないように下記の2点に意識してみてください。
下記を意識し、正しいフォームで押すと、体幹や背中の力でベビーカーを押すことができ、体への負担がかかりにくくなります。
ハンドルの持ち方 | ハンドルは軽く持ち、手首をなるべく立てて、肘も軽く伸ばすようにします。 |
立ち方 | 骨盤を立てて、背骨を伸ばして、頭が常に体の真上にくるようにまっすぐ立ちます。 |
ベビーカーとの距離 | 前傾姿勢にならなく、肘が軽く伸ばせるぐらいの距離を保ちます。 |
対策① 荷物の入れ方
正しいフォームで押すためには、荷物はハンドルにぶら下げるのではなく、ベビーカーしたにある荷物入れにいれましょう。
また、荷物入れに入れた方が、ハンドルにぶら下げるよりも重心が下になるため、安定感も増すため、赤ちゃんも安全です。
ハンドルに重たい荷物をぶら下げていると、シーソーみたいにひっくり返りそうになることあるので注意です。(特に上り坂)
対策② ストレッチは定期的にしよう
ベビーカーの押し方に直接的には関係ないですが、ストレットは定期的にやるといいと思います。
テレワークが増え、体の不調で整体やマッサージに通う方が増えているそうです。
原因の多くは、悪い姿勢と運動不足です。
子育ても同じで、悪い姿勢と運動不足になりがちです。
ただ、子育てをしていると、ジムやスポーツをするような体を本格的に動かすことが難しいと思います。
定期的にストレッチをするだけでかなり違うので、ぜひ気づいた時にやってみてください。
家の中やベビーカーで散歩に行く前、散歩中など、意識して1日3回ぐらいストレッチをしてから、腰痛はかなり軽減しました。
【まとめ】正しい押し方でいっぱい外に出よう
本記事では、ベビーカーの押し方について、ダメな押し方と正しい押し方や荷物の入れ方について紹介しました。
悪い押し方 | 正しい押し方 | |
---|---|---|
ハンドルの持ち方 | 手の甲が上に向き、手の付け根で押す形により、肘が曲がり、背骨が丸くなってしまっている。 | ハンドルは軽く持ち、手首をなるべく立てて、肘も軽く伸ばすようにします。 |
立ち方 | 猫背になると、頭が体の真上でなく、下がってしまっている。 | 骨盤を立てて、背骨を伸ばして、頭が常に体の真上にくるようにまっすぐ立ちます。 |
ベビーカーとの距離 | ベビーカーから離れ過ぎてしまい、前傾姿勢気味になり頭が下がってしまっている。 | 前傾姿勢にならなく、肘が軽く伸ばせるぐらいの距離を保ちます。 |
ベビーカーを押すときは、下記を意識してぜひやってみてください。
・ハンドルは手首をなるべく立てて軽く持ち、背筋を伸ばす
・ベビーカーと離れすぎず、肘は軽く伸ばした位置で、体全体で押すイメージ
・荷物はハンドルにぶら下げずに、下の荷物入れに入れる
・定期的にストッレチをする
疲れにくいベビーカーの正しい押し方で、子どもと一緒にいっぱいおでかけしてみてくださいね。
少しでもお役に立てれば幸いです。
※この記事は、私の経験談をまとめたものです。
※子育て中に役立つ情報の提供を目的としているため、全ての方に当てはまるものではありません。
※必要な場合は、ご自身のご判断により、病院などに相談してください。