はじめに(背景と目的)
妻の妊娠が発覚したのが、妻の転職が決まってすぐのことでした。
それまでは女性の方はみんな育休を取れるものだと勝手に思っていました。
だからまったく知らなかったのですが、日本の多くの企業は、労使協定によって入社後1年間は育休が取れないことが多く、妻の転職先もまさに当てはまりました。
そのため、妻が仕事を続けるためには、生まれてくる子どものパパとなる私が育休を取得し、さらに平日の日中は自分ひとりで育児にコミットする(いわゆるワンオペ育児)しか選択肢がなくなったのです。
その結果、私は半年間の育休を取ることを決心し、ワンオペ育児をすることになりました。
子育てをしてきた多くのママからすると短い期間だと思いますが、仕事を離れ育児に専念しているうちに、自分のめずらしい経験が日本の少子化対策に少しは貢献できるのではないかというおせっかいな想いが芽生えてきました。
そこで、育児中に少し時間ができたときに、パパが家事・育児を行うことが、本当に少子化対策の一助になるのかを自分なりに証明したいと思いました。
そのため、少子化の現状や原因、世界の動向を調べたり、私の経験や考えをまとめることにしました。
そのため、このブログ記事では、私たち夫婦が経験した「妻が育休を取れずパパが育休を取得しワンオペ育児をする」という珍しいケースが、日本最大の課題である少子化対策になるという私の考えをパパが子育てをしていくためのマインド、知識、スキルに分けてまとめることにしました。
ただし、単に自分が経験したケースを薦めるということにならないように客観的事実を踏まえながら、書くことに注意し、真面目に日本の将来、そして生まれてきてくれた子どものために考えました。
これから日本を支える子どもを育てていくパパ・ママの助けに少しでもなれば幸いです。
今後、各章ごとに記事を書いていく予定です。
- 0章 はじめに 背景と目的
- 1章 少子化がもたらすヤバい事実
- 2章 まずはパパのマインドを変えよう
- 3章 パパに知っておいてほしい子育ての知識
- 4章 家庭内でのパパのあり方