赤ちゃんお肌ってつるつるのイメージですが、実際は肌トラブルでけっこう悩みますよね?
こんな方におすすめです。
・顔や首・腕まわりに赤みやブツブツができてしまう
・お尻がかぶれてしまう
・赤ちゃんの写真をいっぱい撮りたいけど肌荒れでかわいそう
実際に私たちも生後1ヶ月〜2ヶ月ごろは赤ちゃんの肌荒れ(特に顔とお尻)に悩んでいました。
秋生まれなので気候的によかったので大丈夫かなと思っていましたが、やっぱり肌トラブルはありました。
周りの先輩パパ・ママたちから色々アドバイスしてもらった方法を色々試しました。
やってみて効果があったスキンケアを続けていたら、この冬はトラブルゼロです。
めんどくさがりの私でも続けられています。
本記事では、冬でも肌トラブルがなくなり、ワンオペ育児パパでも続けてられている「やってよかったスキンケア3STEPと使ってよかったアイテム」を紹介します。
肌トラブルにつながる赤ちゃんの肌の特徴と主な症状
まずは、スキンケアの方法を紹介する前に赤ちゃんの肌について知っておいた方がよかった基礎知識を紹介します。
赤ちゃんの肌はめちゃくちゃデリケート
赤ちゃんの肌の特徴が3つあります。思っていたよりかなりデリケートです。
・皮脂分泌が盛んな新生児〜生後2・3ヶ月ごろ
生後2・3ヶ月ごろまでは、ママからもらったホルモンの影響で、皮脂分泌が過剰です。
おでこや髪の毛の生え際、鼻や眉毛の周りなどを中心に「新生児ニキビ」や「乳児脂漏性湿疹」などの肌荒れが起こりやすい時期です。
・人生で一番乾燥している生後2・3ヶ月以降
生後2・3ヶ月を過ぎると、反対に皮脂量が一気に減ってしまい、皮脂分泌量は大人の1/2~1/3程度になります。
さらに、肌に水分を保つ機能も未熟で、赤ちゃんの皮膚の水分量は大人の1/4ほどです。
・皮膚の厚さが大人の半分
肌の一番外側にある刺激から肌を守る表皮の厚みは、大人の半分ぐらいしかありません。
赤ちゃんの肌は未完成であり、バリア機能が弱いことが特徴です。
乾燥している冬だけでなく、夏でも乾燥しやすいので、1年中ケアが必要ですね。
主な肌荒れの症状
赤ちゃんの肌荒れの主な症状を知っておくと、どんなケアをすれば良いかわかりやすくなります。
他にもありますが、下記3つがよく悩みやすい症状です。
乳児湿疹 | 乳児期に発生する皮膚炎をまとめた湿疹の総称です。 おでこや髪の毛の生え際、鼻や眉毛の周りなどの皮脂分泌が盛んな場所に赤み、黄色く脂っぽいフケのようなものが付着する「脂漏性湿疹」、赤ちゃん特有の「新生児ニキビ」、「アトピー性皮膚炎」などが含まれます。 |
あせも | 大量の発汗に伴い、汗腺がふさがり、汗の正常な排出が妨げられることで起こる発疹のこと。 赤ちゃんは、脂肪でくびれが多く、さらに自分では姿勢を変えられないため、汗がたまりやすい首回りや手足のくびれ、脇の下、背中などの汗がたまりやすい部分に、赤い湿疹ができやすい。 |
おむつかぶれ | 赤ちゃんの尿や便、尿や便を含んだおむつが皮膚に長時間触れたり、こすれたりする刺激やおむつ全体が蒸れることなどから起こる。また、おしりふきも刺激になることもあります。 |
赤ちゃんは皮膚がデリケートなだけでなく、おむつや姿勢が変えられないことも肌荒れにつながりやすいんですね。
それらを踏まえてやってよかったスキンケアを紹介します。
やってよかったスキンケア3STEPと使ってよかったアイテム
それでは、実際にやってよかったスキンケアを紹介します。
赤ちゃんのスキンケアの基本も、大人のスキンケアでもよく言われる「洗う・補う・守る」の基本が大切です。
① 洗う(お風呂)
肌荒れの原因となる汚れ、皮脂、汗はお風呂で、お湯とベビーソープで綺麗に洗い流してあげましょう。
洗う時のポイントは2点です。
・パパ・ママの手のひらで洗う(ガーゼを使うよりも刺激が少ない)
・ベビーソープをしっかり洗い流す
※特に髪の毛の生え際や首周りが残りやすいので注意
ベビーソープのおすすめは泡で出てくるタイプです。片手でできるし、泡切れが良いいのでお手軽です。
いろんなメーカーのものを使いましたが、最終的には【アロベビー ベビーソープ】に行きつきました。アロマの匂いもいいし、洗泡切れもよく、お気に入りです。
さらに、子供が生まれる前から、浴槽にはもともとエモリカの入浴剤【エモリカ 薬用スキンケア】を入れていました。
赤ちゃんもOKなので、沐浴の時期が終わった後は、一緒に浴槽に入っています。
お風呂上がりは赤ちゃんもパパ・ママもしっとりするのでおすすめです。
② 補う(保湿)
赤ちゃんの肌は、とてもデリケートなので、しっかり保湿をしましょう。
新生児期から保湿をすることで、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することがわかっています。(2014年 国立研究開発法人国立成育医療研究センター)。
私たちの場合は、全身はお風呂上がりと朝の2回、顔はさらに2回、ベビーローションを塗っています。
そして、乾燥しやすい顔や赤みが気になる部分にはワセリンを塗っています。
保湿は、オムツ替えの時に一緒にすると楽ですし、自分の手の保湿にもなるので、一石二鳥です。
ローションは【アロベビー ミルクローション】、ワセリンは【サンホワイトP-1】を使っています。
③ 守る(服装)
乾燥を防ぎつつ、汗をかきすぎないようにすることが大切です。
赤ちゃんは夏だけでなく、冬でも汗をかきます。
冬だと、機能的な保温素材や分厚い素材の服を着させてあげるよりも、吸水性に優れ、通気性も良い綿100%の肌着で調整することがおすすめです。
赤ちゃんの様子を見ながら、少し寒そうな場合は、肌着の枚数で調整してあげると良いと思います。
肌着でも空気層ができるので保温力が高まります。
私たちの場合は、冬の室内(19〜20℃)では、コンビ肌着とカバーオール or ロンパースの合計2枚にしています。
冬になって最初のうちは、寒いかなと思って、長袖の下着を着させたり、分厚い生地の服を来させると、真冬でもあせもができてしまいした。
症状が良くならない場合は病院へ
ホームケアをしていても、肌荒れの症状が治らなかったり、ひどくなる場合はあるので、その場合はかかりつけの小児科や皮膚科を受診してください。
単なる肌荒れではなく、アトピーやアレルギーなどの別の症状の可能性もあるかもしれませんので、少しでも不安な場合は、自己判断で薬を使ったりはせず、迷わず病院に相談してください。
【まとめ】赤ちゃんの肌トラブルによるストレスを少なくするために
どんなに念入りにスキンケアをしていても肌荒れは起こってしまうことはよくあります。
スキンケアがパパ・ママの負担になってしまったら、元も子もありません。
パパ・ママがストレスなく赤ちゃんと接することが一番のスキンケアだと思います。
さらに、赤ちゃんの肌の基礎知識と基本的な予防をパパとママが共通で知っておけば、自宅でのケアで予防や対策はできるので、パパ・ママで情報を共有してみてください。
①洗う(お風呂) ベビーソープは手のひらで洗い、しっかり洗い流す
②補う(保湿) 保湿はお風呂上がりだけでなく、こまめに行う
③守る(服装) 綿100%の肌着で調整する
赤ちゃんは肌荒れしやすいと理解した上で子育てするだけで、気持ちが楽になりました。
少しでも参考になれば幸いです。
※この記事は、知人の助言をもとにした経験談と下記サイトを参考にまとめたものです。
・第一三共ヘルスケア 薬と健康の情報局 赤ちゃん・子どものお肌に起こりがちな皮膚トラブルとセルフケア
・アロベビー 「赤ちゃんの肌荒れ」知っておきたい予防と対処法まるわかり!
※子育て中に役立つ情報の提供を目的としているため、全てのお子様に当てはまるものではありません。
※必要な場合は、ご自身のご判断により、主治医や病院などに相談してください。