ベビーゼン YOYO3(現・ストッケ )。それは、折りたたんで「飛行機の機内持ち込み」を可能にした、ウルトラコンパクトベビーカーの元祖にして伝説の機体です。
フランス生まれの洗練された丸みを帯びたフォルムと、豊富なカラーバリエーション。ファッション感度の高い親たちから長年愛され続けています。しかし、次々と最新ギミックを搭載したライバル機が登場する中、このクラシックな名機は今でも最前線で戦えるのでしょうか。
鑑定士の結論:最高の「旅の相棒」。しかし、日常の開閉には”儀式”が必要
結論からお伝えします。飛行機や新幹線での旅行が多いご家庭、あるいは「他の人とかぶらない、海外らしいおしゃれなデザイン」を求めるなら、YOYO2の魅力は今も全く色褪せていません。しかし、「片手で一瞬で折りたたむ」という現代のスピード感に慣れた人にとっては、少しクラシカルすぎる弱点があります。
圧倒的な強み
- 機内持ち込みOKの「魔法のサイズ」。 肩掛けストラップが付いており、折りたたむとボストンバッグのように持ち運べます。飛行機の上の棚にスッと入る機動力は唯一無二です。
- 石畳で鍛えられた、驚異的な走行性。 小さいタイヤからは想像できないほど、サスペンションが優秀。ヨーロッパのデコボコ道で鍛えられた滑らかな押し心地は、リベルを凌駕します。
- 着せ替え可能なカラーパック。 豊富なシートカラーを後から付け替えることが可能。2人目で色を変えたり、好みに合わせてカスタマイズする楽しみがあります。
あえて語る「2つの弱点(トラップ)」
- 折りたたみに「両手と2ステップ」が必要。 バタフライやリベルのように一瞬ではたためません。まず日よけとタイヤを折り込み、その後に下から引き上げるという「儀式(両手作業)」が必要です。
- リクライニングが「ストラップ式」の古さ。 背もたれの角度調整が、紐を引っ張って調整するアナログなタイプです。子供が乗った状態で引き上げるには少し力がいります。
美しき機能とスペック(都心育児視点)
| 評価項目 | 評価(★5満点) | 鑑定スペック・理由 |
|---|---|---|
| 見栄と品格 | ★★★★★ | 定価 約6万円〜 / フランス発の流線型デザインと上品なカラバリ |
| 空間防衛力 | ★★★★★ | 玄関占有:A4用紙 1.2枚分 / 飛行機の機内棚に入る究極のコンパクト |
| 都市機動力 | ★★★★☆ | 全幅44cm / 重量6.2kg。肩掛けスタイルで階段もクリア可能 |
| 走破性 | ★★★★☆ | Hytrel®エラストマーサスペンション / 小回り・段差越えが非常に優秀 |
| 姿勢維持 | ★★★☆☆ | ハンドル高 106cm / 背もたれの調整が紐式のため少し手間 |
| 積載能力 | ★★★☆☆ | 耐荷重5kg / リベルよりは入るが、大きくはない |
| 資産価値 | ★★★★☆ | リセール需要高(ブランド力が高く、中古市場でも人気) |
こんなご家庭(戦友)におすすめ
- 飛行機や新幹線を使った旅行・帰省が多い方
- サイベックス(リベル)など、人と被るデザインを避けたい方
- 階段を登る際、ベビーカーを「肩掛け」して両手を空けたい方
総評:時代を超えて愛される、空飛ぶ名機
「両手を使った折りたたみ」というクラシカルな設計は、現代の最新機と比べると手間に感じるかもしれません。しかし、それを差し引いても、この機体が持つ「フランス製ならではの洗練された美しさ」と「驚くほどの押しやすさ」は、今なお一級品です。
「移動の道具」ではなく「旅を彩るファッションアイテム」としてベビーカーを選びたい方にとって、YOYOは時代を超えた最高の相棒になります。
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